こんにちは。だいきちです。最近、バンコクではPM2.5による大気汚染の影響がひどく、さすがに外に出ないほうが良いのではないか、、、という日が続いていますね。目視でみても空気が白くなっている日も多いもの、本来PM2.5は目で見える大きさの粒子ではないため、白く見えるのはそれより大きな別の粒子になります。*1
人間の目で見えない粒子の量(濃度)の状態をしるために、多くのセンサーが町中に配置されています。そのデータを見るためのサービスはいくつもありますし、空気清浄機にも表示されていますね。そこで多く使わているAQI (Air Quality Index) という指標がありますが、この数値をどのように理解すると良いのでしょうか?
何となく緑・黄色・赤のような色で表示されている事が多いので直感的に良い・悪いのは理解できますが、あまりにも悪い日が続くと「どれくらいの状態なら大丈夫なの?」という疑問が湧いてきますよね。
また、タイで暮らしながら様々なリアルタイムAQI表示サービスを試していると、「同じ日なのに、サービスごとに黄色だったり、赤だったり違うんだけど?どっちが本当なの?」という事態に陥ってしまう方もいるのではないでしょうか。さらには、国によってはAir Pollution Index(大気汚染指数)とよんでみたり、名称もイマイチ定まりません。今回は、このような疑問に対してAQIの定義や理解の仕方を解説していきます。
*1:もちろん傾向としては大きな粒子が多いときはPM2.5も同様に多いでしょうから、参考程度にはなるはずです