【プノンペンでカンボジア産コーヒー豆】Sin Veng Yu【安価で美味しい】
プノンペンではコーヒー豆専門店にも立ち寄りました。
カンボジアのブラウンコーヒーについて
カンボジア発祥のブラウンコーヒー(Brown Coffee)も、どうせならカンボジア発のお店にお金を使うぞ!と思って立ち寄ってみたのですが、普通のブラックコーヒーを飲んだ感じは少し酸味が強くてそこまで好みじゃなかったんですよね。
もちろんその日のカップコーヒーを買う分には申し分ないお味なのですが、こちらのコーヒー豆を買って帰るのもな・・・と思ってもう少し探すことにしました。
ちなみに、ブラウンコーヒーの普通の店舗にもコーヒー豆やドリップコーヒーなどが売っていました。
コーヒー豆の産地は明記されていませんでしたが、店員さんに尋ねるのが良さそうです。
そして、おすすめしたいカンボジア産のコーヒー豆はこちらの専門店です!
プノンペンのコーヒー豆専門店:Sin Veng Yu
店舗情報
- 名前: Sin Veng Yu
- 住所: Charles de Gaulle Blvd (217), Phnom Penh, Cambodia
- 地図: Google Map
わかりにくいですが、道路の番号は217です。そこまで大きくない通りなので、お店の反対側に降りても徒歩で渡ることができます。また、セントラルマーケットからも徒歩圏内でした。
営業時間とアクセス
グーグルマップで確認すると朝7:30からで、夕方18:30までの営業のようです。定休日はなしとのこと。
※プノンペンのお店の営業時間はウェブで公開されているものだとあまりあてにならないことが多いです・・・少なくとも、朝8時すぎに訪問したときはお店は開いて繁盛していました。
特徴
このお店は、1962年にプノンペンで開業したものの、クメール・ルージュの影響を受け一時閉店し、政権交代後に再度お店を再開させたのだそうです。
更に、このお店は、単にコーヒーを提供するだけでなく、カンボジアの人々がオーガニックに取り組み、正しく健康的な製品(この場合はオーガニックコーヒー)を選択できるような社会的な役割を担っていると自負しているそうです。
(出典:お店のLinkedInページ:https://kh.linkedin.com/in/sin-veng-yu-9028aa162)
外観
お店の看板はこんな感じです!
クメール語だけが目立ちますが、小さくSin Veng Yuの文字と共にロゴが入っています。
お店の中はきれいな吹き抜けで、コーヒーや茶葉が並んでいます。
観光客向けのお店なのかな・・・と思いきや、入り口で待つ人はバイクで豆を買い求める地元客ばかりでした。
商品情報
豆の種類と産地
取り扱っているカンボジア産のコーヒー豆は主に、
- 産地が2つ:モンドルキリ(カンボジア東部)とパイリン(カンボジア西部)
- 豆の種類が2つ:アラビカ種とロブスタ種
コーヒー豆一覧については、お店の方からパンフレットをいただいたのでこちらをご覧ください。(すべてクメール語ですが、値段と雰囲気をご確認ください!)
購入してみました
私たちはそれぞれの産地と豆を組み合わせて全部で4種類を購入しました。
お店の人に必要なグラム数を伝えると、お店で売っているようなコーヒー豆の容器に入れてその場で密閉してくれます。 また、新豆が入荷した時だったようで、新しい方と古い方のどちらが良いかも聞いてくれました。 必要な方にはその場で豆を挽いてくれます。
お値段
値段は250グラムあたり4ドルでした。パッケージに書かれている価格表示が3ドルから値上げされていたので、値上げラッシュがきているかもしれませんね。それでもまだ安価に感じられます。
感想
自宅に帰ってから試してみたのですが、一般に高級とされるアラビカ種よりも、ロブスタ種は酸味がぐっと抑えられていて美味しい!アラビカは世界中の至るところで手に入りますが、ロブスタは産地も限定されますしカンボジアで買う希少感も増しますね~
最後に
ちなみにSin Veng Yuは地元の方からも愛される有名店ではありますが、その他のマーケットの近く(主にマーケット周りの道路から一本離れた小道など)にも同じようにコーヒー豆専門店が出ているのを見かけました。どこも吹き抜けで、ふらっと立ち寄りやすそうです。地元の人が豆を買っていました。最近コーヒーブームの来たバンコクよりも、もっと地元の人に愛される飲み物のように感じました。
ぜひ好みのコーヒーを見つけてみてくださいね!他にもプノンペンで美味しいコーヒー豆を提供するお店があればぜひ教えてください。