タイの薬局事情
本日は、口内炎や火傷などの口の中の損傷(骨以外)によく効くタイの薬を紹介します。
タイの薬局で手に入る薬はとても素晴らしいものが多いですが、今回もその評判に違わぬとても有り難い薬です。(おまけにとても安い!)
口内炎が痛い
私はタイに来てから、日本でよくできていた口内炎は少なくなった(季節の変わり目がなくなったから?)のですが、代わりに食事中に火傷をしたり、噛んでしまったり、口の中をよく怪我するようになりました。大食いになったから?太って頬のお肉が増えたのでしょうか?
先日も自宅で食事中、頬を大きく噛んでしまいました。しかも二度。
派手にやってしまったようで、口の中がめくれ、よくみると一センチ超の損傷に・・・
よくあることだと放っていたのですが、怪我の部分が奥歯と当たる部分だったこともあり、傷口はしばらくよくなりませんでした。一週間経っても口の中が常にひりひりする状態に・・・あごにも余計な力が入ってしまっているようで、首回りまで凝り固まるようになりました。口の中の環境って大事ですね。
薬局で購入
大好きな食事が取りづらくなってきて、これはまずいと思って薬局に飛び込みました。
ちなみに薬局といってもBootsで購入したので、ドラッグストアでも十分そうです。
名前は「Trinolone Oral Paste」です。
外箱にまではっきりと50バーツと書いてあるものの、なぜかレジでは42バーツでした。安い。
前回紹介した虫除けスプレーも同じくBootsでした。
効果抜群!だが、、、
そしてこれが正解でした。一週間経ってもよくなるどころか悪化する一方だった口の中の傷が、二晩これを塗って寝ただけで完全にふさがり、薬もほとんど必要なくなりました!*1
塗った感じは、薬草系の歯磨き粉です。私の傷はなかなか深めで水もしみるレベルでしたが、スースーして痛いということはありませんでした。ただ、食事前に塗ってしまうと食事の味がだいぶ変わってしまうので注意が必要です。塗った状態でのコーヒーなどは相当美味しくなかったです。
良いところ
この薬のすごいところは、塗った薬が塗布した患部にきちんと長時間留まることです。日本の薬にも「患部に留まる」ことを謳う薬はたくさんありますが、実際の口内ではすぐに溶けたりよれたりすることも・・・その点、この薬は食後に塗れば次の食事まで塗り直す必要を感じたことはなかったですし、夜寝る前に塗布すれば翌朝も薬は患部に残っていました。
おそらく、これが患部を早く回復させることのできる秘訣だったのだと思います。
口内の傷の治りが遅いのは、患部に歯や刺激物があたってしまうことが一つの要因で、患部に直接刺激を与えないように表面を持続的に覆ってあげることが完治への早い道のりだと思っています。そのためにも、この薬は優秀でした!*2
さいごに
今回、薬を使うまでに日数を要してしまって、早く42バーツを出して治療すれば良かったなと思っているので、同じような方に参考になれば幸いです。