こんにちは、だいきちです。前編に引き続いてタイ国鉄の乗り方についてお伝えします!(とはいえ、前編で列車には乗ってしまったので、本編では車内での様子・できごとと遅延のことについて書いていきたいと思います。
前編はこちら(きっぷ購入〜乗車まで)
車内の様子
きっぷを車掌さんに見せ、いざ車内へ。
今回は二等車に乗車。 詳しく調べていないのですが、おそらく昔日本で使われていた車両を使用しているのか、車内はどこか馴染み深い感じで心地よく過ごす事ができました。*1
タイっぽいところを見つけるとすると、窓にはタイ国鉄のマーク。かわいらしい。
車窓からの景色
路線にもよると思うのですが、私が乗った南本線はひたすらタイののどかな雰囲気。時々、駅の近くに街がでてくるが、基本的には田んぼか林か。ずーっと続くのどかな雰囲気を楽しみながら電車の旅を満喫しました。
駅に止まると、向かい側の普通列車へ窓からご飯を売る地元の方々。完全に「世界の車窓から」の風景(笑)
車内のご飯事情
突然のおやつタイム
上記の景色とは前後しますが、発車して1時間かからないくらいで、突然、飲み物とおやつが支給され始めました!!
イメージは完全に飛行機のドリンクサービスのようにCAさんのようなスタッフさんが全く同じ用なカートを引きながら飲み物をくれました。
内容も飛行機の国内線のように温かいコーヒーやジュース。お茶はあったのか不明。おやつはおそらく10バーツで売っているミルクパン。いわゆるコンビニで変えるようなパンでした。味も悪くない。
朝早い列車で朝ごはんを食べていなかったので、地味に嬉しいな、と思っていたのもつかの間、ここから怒涛のご飯が続きます。
停車駅でのフードデリバリー
おやつも食べ終え列車も順調に進む中、これまで登場していなかったスタッフさんが登場しました。なにやら各乗客に金額の説明。
ある途中駅にとまると、おもむろに大量のタイの屋台飯を抱えた地元の方が乗り込む。そさくさと車内を周り、ご飯を売り始めます(笑) 我々はおやつである程度お腹が満たされいるため頼む気はそうそう起きないけれども、周りのタイ人たちはなにやら買っていました…。さすが1日に5食くらい食べるタイ人たち。
突然のランチタイム
途中駅でみんな好きなものを食べている中、続いてまたしても飛行機の機内食のような昼食供給。え、さっきみんな食べてたよね???と思いつつも、みんな素直に受け取り食べ始めていました。興味本位で受け取るものの何かがおかしい。献立としてタイ米ご飯が2つついている…。
- チキンカレー
- ご飯
- イワシを煮たもの
- ご飯
- ドラゴンフルーツ
上記はミスタイプではなく、本当にご飯が2つ配られました。
隣のタイ人をみると、チキンカレーを1つ目のご飯に全部かけ、2つ目のご飯はイワシと一緒に食べていました。そういうものらしいです。
遅延について
そんなこんなでホアヒンについたものの、所定時刻よりも1時間遅れでした。(3時間半→4時間半)
理由はよくわからないものの、ほとんどの区間が単線であるため、対向車とのすれ違いによる待ち時間が多かった印象で、それが原因だった気がします。
前編でのWikipediaに詳細がありますが、もう構造的にタイ国鉄は遅れるしかないみたいですね。安くて、快適な列車でしたが、時間が読めない+トータル時間が長い点は不便だなーと感じました。
特に帰りの列車では、正規の出発時間から1時間半くらい遅れてホアヒン駅に到着しました。とはいえ正規の時間に待たないわけにも行かず避けようがない遅れですね。。。
タイ国鉄を利用する際はこのような時間のズレを許容できるように余裕のあるスケジュールで動くことが大切そうです。
まとめ
タイ国鉄(特に特急列車)ではきっぷの購入、乗り方や乗車中は非常に快適であるものの*2、遅延は受け入れるしかないので、時間に余裕があってのんびり進みたい旅には良さそうです。