しゃむ

2019年から夫婦2人でタイに移住!日々考えていることを気ままに綴ります。

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【また関税】monotaro.thでコーヒーマシーンをタイから購入してみた【HARIO】

こんにちは、だいきちです。

今日は、最近購入したコーヒーマシーンのHARIO V60珈琲王2 コーヒーメーカーを購入したので、その一連の流れや使ってみた感想について書きたいと思います。

https://www.hario.com/product/coffee/coffeemaker/EVCM2.htmlwww.hario.com

オチを最初にばらしてしまうと、また関税のトラップに引っかかりました…

o-mikuji-siam.hatenablog.com

購入にいたった背景

我が家では、タイに来てから毎朝ドリップコーヒーを淹れて飲むという習慣が根付いていました。これまでずっとハンドドリップで淹れていたものの、それだけで5分-10分くらい経ってしまうんですよね。普段から仕事・家事と忙しいなかで、毎朝確実に発生するこの時間は自動化するべきなのでは?という考えに至りました。*1

タイでコーヒーマシーンを探す際に困ること

住んでみるとすぐに分かるのですが、タイは何故かドリップコーヒーではなくエスプレッソが圧倒的な市民権を得ています。街のカフェに行ってみても、ほとんどのお店はアメリカーノを出します。その影響がコーヒーメーカー業界にもあるようで、巷で売っているマシーンはほぼすべてがエスプレッソマシーンです。

また、数少ないドリップコーヒーのマシーンも、いつからその設計のままなんだろうと言わんばかりの、ポタポタ系のマシーンしかない。これでは、そもそも時短が目的だったのに本末転倒。むしろ掃除の手間だけ増えてしまいそう。

www.jd.co.th (こういうタイプのものは無いわけではないが、きっと専用フィルターが必要そうだし、これであれば欲しくない)

BALMUDA The Brewが良さそう

だが、バルミューダなのでブランド価格が高い

そうこうしているうちに、バルミューダからBALMUDA The Brewが発売されました。私のニーズとしては、まさにマッチしていた商品で、

  1. ドリップコーヒーを作ることができて、
  2. 短い時間で抽出でき、
  3. かつコンパクトなデザイン

という、3つが揃っていました。しかし、如何せんバルミューダなので高い…。さすがにコーヒーマシーンに6万円。しかも個人輸入すると関税がいくらか想像するだけで怖い。

HARIOが類似商品を販売している

そこで、見つけたのが今回購入した、HARIO V60珈琲王2 コーヒーメーカー

タイトルにもある通り、monorato.thにて購入しました。

https://www.monotaro.co.th/g/1004590573.htmlwww.monotaro.co.th

もちろん日本での購入価格よりは高いものの、バルミューダを購入する半分以下(約8,000THB)になりそう!ということで、早速購入しました。

突然の関税支払い通知

商品ページには最短6日と書かれていた中で、待つこと約10日。突然、以下のメールが届きました。

DHLからのメール

ぶつが届いたので、関税を払いなさいとのこと。その額、5,660.83THB!!!

ちょっと冷静になって考える。商品の値段は約8,000THB。DHLの手数料を見積もって、4,000THBが正味の関税額だとすると約50%の関税がかかっていることになる……。しかも、購入時に関税がかかるような記述を見た覚えは全く無い。むしろ、Shiping&Handlingが無料になっていたから、関税代も商品に含むものだと思いこんでいた。改めて、再度購入詳細ページまで進んでみるも、関税が別途かかるかもしれない可能性は全く触れられていない。

monotaro.thでの注文確定画面

例えば、Amazonで海外輸送する際には、関税+手数料を含めた送料を示してくれたり、別途関税がかかる可能性がありますという記述があるというのに、モノタロウでのこの見せ方はちょっとひどいと思った。もっと言うと、monotaro.thとついているくらいだから、タイ法人がないAmazonよりも手厚いだろうと思いこんでいた。*2

o-mikuji-siam.hatenablog.com

上記記事で記載している「2.電源ケーブルの上限電力量から決める方法」から確認できると良いのですが、残念ながら手元に届いた製品ケーブルにはこのような記載は有りませんでした。

とはいえ、2000Wの変圧器を用いて問題なく使用できています。

皆様も、関税・電圧には気をつけて購入をご検討ください!

*1:最初の頃は、この習慣がどこまで続くかわからなかったので、手早く始められるハンドドリップにしていましたが。それなりに習慣として根付いたので、効率化したくなったという具合

*2:なんとなくの企業イメージで、これまでモノタロウには良いイメージを持っていたこともあり、割と今回の件で失望してしまいました)

とはいえ、ものはもうタイまで運ばれてしまっており、仕方がないので払うことに。結局、合わせて約13,000THBということで、バルミューダよりもちょっとだけ安かったという結果になってしまった。もちろん、バルミューダにも関税はかかっていただろうから、単純比較はできないのだけれども。

肝心の製品は非常に快適

外箱

内容物

組み合わせた様子

関税で少しショックはあったものの、幸いにも製品自体には非常に満足しています。バルミューダほどではないものの、コンパクトな作りで壁の隙間にすっぽりとはめて使っています。

無事に、コーヒーを淹れている間に他のことができるようになったし、準備時間が短くなった気がします。

また、コーヒーの味・出来具合としても、もともと私の淹れ方が一定ではなかったこともあり、非常に安定した味・香りになるようになりました。また、高温のままお湯が注がれるからか、非常に出来上がったコーヒーの香りがよくなった気がします。

唯一の不満

抽出が完了すると、自動的に底部の保温ヒーターが起動するようになっています。我が家の使い方としては、淹れたらすぐに飲むので冷める心配もなく、逆に消し忘れが怖い。なので、できれば自動的に保温が起動しないオプションがあると良いのにとは思っています。

注意事項

本製品は100V 750Wの仕様です。そのため、タイで使用するためには変圧器が必要です。((お湯を沸かす機能がメインなので、原理的にはあまり支障はなさそうですが、おそらくヒューズが飛ぶので炊飯器同様に壊れてしまうかと思います